昔は走り回るのが好きで、よくドッグランに連れていきました。
でも今は見た目がよぼよぼで、歩きもよぼよぼ。
散歩もあまり喜ばなくなりました。
飼い主として今から何かしてあげられることはないでしょうか?
私もこれまで何頭も犬を飼ってきましたから、
この飼い主さんの気持ちがわかります。
愛犬が年老いていく姿を見るのは本当につらいです。
飼い主としてしてあげられることはあるでしょうか?
よぼよぼ歩く、見た目もよぼよぼ、でもずっと元気でいてほしい
飼い始めたばかりの頃は小さくて元気いっぱいの犬も、
いつかは年老いてしまいます。
しかも人間の何倍ものスピードで・・・
目もおとろえ歩き方がおぼつかなくなり、見た目はよぼよぼに。
それでもかわいい自分の愛犬。
愛犬との貴重な時間を少しでも長くしたい、元気でいてほしい。
飼い主としてどんなことができるでしょうか?
どんなことをすれば愛犬は喜ぶでしょうか?
年老いた愛犬に元気でいたもらうためにできる3つのこと
私は小さいころから家にずっと犬がいましたし、
のちには盲導犬のリタイア犬ボランティアも経験しました。
そのため高齢期の犬はずっと見てきました。
そんな中で私が思っている飼い主さんが年老いた
愛犬にできることを3つお話しします。
なお犬の体調や健康状態は一頭一頭違います。
あなたの愛犬に合わせてできることをやってあげてくださいね。
その1:できるだけ愛犬といっしょにいてあげる
犬のそばにいてあげるのが一番だと感じます。
犬は飼い主さんが大好き。
ずっといっしょにいたい、と心から思っています。
できるだけそばにいて話しかけてあげたり、なでてあげたり
することで、愛犬はきっと満足してくれるはず。
最近の出来事でも、その子が小さかった頃のことでも、
いろいろ話かけてみてはいかがでしょうか。
たくさん時間を作ってあげて、なでなでしてあげて、
たくさん話しかけてあげてくださいね。
その2:できるだけ外に連れていってあげる
犬は後ろ足から衰えていきます。
関連記事:犬の老化は後ろ足から!老いのサインを見逃さず早めのケア!
衰えたからといってまったく歩かないでいると、
ますます老化が進み、すぐに歩けなくなってしまいます。
歩けるうちは無理しない範囲で外に連れていってあげましょう。
歩くのがつらい、ムリな場合はカートや車に乗せて、
近所の公園に連れていき、日向ぼっこ
うちに柴犬も足が衰えて歩けなくなってからは、
車で広い芝生がある公園に行ってすごしました。
よく散歩に行っていた公園で、以前のように走ることは
できないけど、しっぽを振って喜んでいました。
その3:少量でも栄養が摂れるフードをあげる
老犬になると食が細くなります。消化機能が衰え、
嗜好もかわり、以前のようにごはんを食べなくなります。
ですから少量でもしっかり栄養が摂れるフードをあげましょう。
高齢になっても犬に最も必要な栄養素は動物性タンパク質です。
少量でも1粒にギュッと栄養がつまったドッグフードを
用意してあげましょう。
できれば小粒で、食べやすいようにふやかしたり、
好きなものをトッピングしたりしてあけてください。
- できるだけ愛犬と一緒にいてあげる
- できるだけ外に連れていってあげる
- 少量でも栄養が摂れるフードをあげる
できることからやってあげてくださいね!
【参考】管理人が高齢の柴犬に食べさせたフード
うちにいた柴犬が老犬になった時にあげたフードで、
一番よかったと感じたのがカナガンでした。
関連記事:カナガンが老犬にオススメできる3つの理由をご紹介!
無添加、グレインフリー、良質のチキンたっぷりなので
選んだのですが、よく食べてくれました。
毛並みもよく、ウンチの色や硬さもよくなりました。
栄養たっぷりだから、少量でも犬の必要なものを
しっかり摂ることができます。
高齢期の愛犬のフード選びに迷っている方は、
選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。