「うちの子が食べるのはおやつばっかり・・・」
「もうすこしごはんをたべてくれないかな・・・」
こんな悩みを持つ飼い主さんが多いです。
食べるものは愛犬の健康に大きく影響します。
特に老犬の食事には気をつかう必要があります。
おやつばかりでなくちゃんとご飯を食べてほしいですよね。
おやつしか食べない老犬にどうやって
ごはんを食べさせたらいいのでしょうか?
どうしてごはんを食べないの?老犬がおやつしか食べない理由
おやつもフードもまったく食べないなら
何らかの病気も考えられますが、おやつだけでも
食べるなら重大な病気ではないでしょう。
ただし不安だったらかかりつけ医に診てもらいましょう。
ではどんな理由が考えられるかというと
- 加齢に伴い嗜好が変わった
- おやつの方が好き
- 飼い主さんがおやつを多くあげすぎている
- おやつが主食だと思っている
- おやつの方がやわらかくて食べやすい などなど
理由はひとつとは限りません。いずれにしても
おやつばかりでは老犬の健康にはいいとは言えません。
どうしておやつばっかりじゃダメなの?
安全な材料で作られたおやつも一部にはあります。
でもほとんどの犬用おやつには着色料、保湿剤、
凝固剤などの添加物が入っています。
また犬用ジャーキー、にぼし、ビスケットの
多くには塩が入っています。
さらにドッグフードく比べ、犬のおやつは消化が悪いものが
多く、老犬が食べすぎると消化不良を起こしてしまいます。
ですからできるだけフードを食べさせる対策をして、
おやつの量は減らしていきましょう。
ごはんを食べないワンちゃんに食べさせる3つの方法
おやつばかりでは元気に過ごすことはできません。
そこでフードを食べてもらうための3つの方法をご紹介します。
その1:思い切ってフードを替えてみる!
高齢期に入り歯やあご、飲み込む力が弱くなります。
また味覚や好みも変わるため、今まで食べていたフードを
食べなくなり、おやつばかり食べる子がいます。
そんな時は思い切ってフードを替えるのが有効です。
特に良質な肉や魚を使ったフードに替えると、
食いつきがグッとよくなるでしょう。
その2:好きなものを混ぜるorトッピング!
フード全体の20%以内を目安に、愛犬の好きなものを
混ぜたり振りかけたりしてあげてください。
- 馬肉
- 犬用粉ミルク
- かつお節
- 無糖ヨーグルト
- ジャーキーや乾燥ささみ
- 愛犬の好きな野菜やくだもの
うちに盲導犬を引退したラブラドールがいたときは、
ヨーグルトや犬用ミルクを混ぜると喜んで食べていました。
その3:食事の与え方を工夫する!
食事の与え方を工夫してみましょう。
- フードをぬるま湯でふやかす
- フードを電子レンジで軽く温める
こうすることで香りが立ち、犬の食欲をそそります。
またぬるま湯でふやかすと、水分補給も同時にできますし、
柔らかくなるので歯やあご、飲み込みが弱った老犬には
食べやすいです。
さらに体がおとろえた老犬のために、器を食器台に乗せて
食べやすくしてあげましょう。
首や腰を大きく曲げずに食べることができ、食べたものが
スムーズにお腹の中に入っていきます。
まとめ
おやつしか食べない老犬に、どうやってフードを
食べさせるかについて解説しました。
おやつばかりを食べさせるのは危険です。
栄養価は高くないのに、余分な添加物などが多く、
人間がお菓子ばかり食べているようなものです。
おやつは食事と食事の間をつなぐほんの楽しみ程度にして、
質がいいごはんを食べさせてあげましょう。
参考までの当ブログでは犬の健康寿命をのばす
ドッグフードをランキングでご紹介しています。
お時間があるときにのぞいてみてくださいね。
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