平均寿命まであとわずか、老犬の寿命を覚悟するとき

犬を飼っている以上、いつかは必ず直面する愛犬の死。

子犬の頃は想像することもむずかしいですが、
愛犬との別れはいつかはやってくるもの。

ワンちゃんによりそれぞれ違いますが、老犬になった場合、
残された寿命はどのくらいあるのでしょうか?

また寿命を迎える直前にはどのような様子が
見られるのでしょうか?

犬の寿命は伸びている?平均寿命はどのくらい?

犬の寿命は犬種、個体によってまちまちです。

ただし大型犬より小型犬の方が長生きです。

例えば大型犬のラブラドールの平均寿命が13歳弱なのに対して、
小型犬のチワワの平均寿命は15歳ほどです。

また犬の平均寿命は一昔前にくらべて伸びています。

昭和の終わりごろの犬の平均寿命は7.5歳だったのに、
今では平均寿命は14歳前後と言われています。

ここまで平均寿命が延びた理由としては

  • 食事の質がよくなった
  • 医療の普及と発達
  • ワクチン接種の普及

があげられます。

犬の最期を覚悟するとき、最期の前兆のサインとは?

死の前兆と言っても、病気なのか老衰なのかによって違います。

また同じ病気でも一頭一頭違います。

あくまでも一般的なことですが、私がこれまで
4頭見送った経験も合わせてご紹介します。

立てない、歩けない状態になる

それまで散歩をしていた犬でも、死の少し前から
散歩に行きたがらなくなります。

後ろ足が立てなくなり、寝たきりの状態が長くなります。

体力や筋力が落ちるため、自分の体重が支えられないためです。

ごはんを食べない、水も飲まない

体が弱り死が間近に迫ると、犬はごはんを
口にしなくなります。

意識があるうちは水を飲むことはありますが、
やがて水も口にしなくなります。

水を飲むうちは、シリンジポンプなどを使い
水を口の脇から飲ませてあげましょう。

意識がなくなる

死が近づいてくると目に力がなくなり、
焦点も合わなくなってきます。

やがてだんだんと意識がなくなり、昏睡状態に入ります。

その他

  • 体の震えやけいれん
  • 下痢や嘔吐
  • 体温が低くなる
  • せきが出る
  • 肛門が閉じなくなる
  • 呼びかけに反応しなくなる

 


繰り返しますが、なくなる間際の様子は
一頭一頭違います。

最期の瞬間はいつ訪れるか、だれにもわかりません。

大切な愛犬との時間を最期まで大切にしたいですね。

関連記事:老犬の最期をどう看取る?どんな準備をすればいいのか?

愛犬を後悔なく見送るためには?

後悔なく愛犬を見送るというのはむずかしいです。

これまで4頭見送ってきて実感しています。

飼い犬の最期に立ち会うことができなければ
大きな後悔が残るかもしれません。

また安らかな表情で最期を迎えたら、少しは
後悔が消えるかもしれません。

私の知り合いで大切にしていた雑種犬の安楽死を
選択した方もいます。

治る見込みがなく、苦痛を伴うなら楽にしてあげたい、
と望んだ結論です。

むずかしい結論だったと思いますが、犬を愛していたから
こその決断だったでしょう。

ただ一つ言えることは、犬と過ごす一瞬一瞬を
精一杯の愛情をもって過ごすこと。

悔いを残さない方法があるとすれば、これだけではないでしょうか?