肥満の老犬、高齢犬のダイエットは運動より食事管理!

ヒトの場合と同じく、犬の肥満は健康寿命に大きく影響します。

さまざまな疾患のリスクが高まります。

特に老犬の場合、命に直接かかわるので飼い主さんは
十分に注意する必要があります。

ただしダイエットのために年老いた愛犬と走ろう!
などと考えてはいけません。

大変なことになってしまいますから。


ここでは肥満が気になる老犬のダイエットについてまとめました。

肥満がもたらす影響・・・デブかわいいなんて言ってられない!

おデブな犬に癒される、とかデブかわいい、
という表現をすることがありますね。

でも肥満は犬の健康寿命に大きく影響します。

  • 心臓に大きな負担がかかり、心臓病のリスクが高まる
  • 体重が増えると、足腰に負担がかかり、関節炎になりやすい
  • 運動量が減るので足腰が弱まり、寝たきりになりかねない
  • 糖尿病を引き起こす
  • 脂肪で期間のまわりに肉がつき、呼吸がしづらくなる

最近では肥満になるとインシュリンの分泌量が高まり、
過剰分泌されたインシュリンがガン細胞を増殖する、
とも言われています。

これを聞いたらおデブな犬がかわいい、なんて言えないはず!
愛犬がかわいかったら、すぐに肥満対策をしましょう。

愛犬の理想体重の目安は?超かんたんな目安をご紹介

肥満が気になる老犬はどのくらいの体重を目指せばいいのか?

とてもかんたんでわかりやすい指標があります。


それは1歳時の体重です。

犬の1歳というとヒトでは17歳ほど。高校生ですね。

人間でも太り過ぎの方は17~20歳くらいの体重に
もどすと、健康を取り戻すことができます。

同じように肥満が気になる老犬も、1歳の時の体重を
目指してダイエットをしていきましょう。

もしその時の体重を覚えていなければ、当時通っていた
動物病院に問い合わせてみましょう。

肥満が気になる老犬のダイエット方法

ではここから具体的な老犬のダイエット方法を解説します。


基本的に老犬のダイエットは運動より食事管理が中心です。

犬の体に負担がかからないようにすすめていきましょう。

人の食べ物を与えない!

人の食べ物を犬に与えない、というのは当たり前のことです。

しかし愛犬を太らせた飼い主さんの中で、これをついつい
やってしまっていた!という方は多いのではないでしょうか。

人の食べ物はカロリー数も高く、すこしあげただけでも
犬にとってはかなりのエネルギーになります。

塩分も多く、犬にとって必要ない栄養分も含まれています。

要求吠えも無視!愛犬のために心を鬼にしましょう。

ドッグフードを見直す

ドッグフードの見直しも必要です。

穀物(小麦、トウモロコシなど)が入ったフードは、
犬が十分に消化できないのでダイエットはむずかしいです。

穀物不使用で、犬の体に合った動物性タンパク質が
メインのドッグフードを選びましょう。

またカロリー数も少なめがいいですね。

もし今食べているフードを切り替える場合は、今までの
フードに新しいものを少しずつ加え、様子を見ながら
徐々に移行していきましょう。

おやつにも工夫を

フードは問題ないのに肥満が気になる場合は、
おやつのあげすぎが原因と考えられます。

犬用おやつ、たとえばジャーキーなどは意外と高カロリー。

また食いつきをよくするために香料、甘味料や、保存を
よくするための保存料が使われているものもあります。

これでは健康によくありませんね。

これまでより低カロリーのものを、量を少なめにしてあげましょう。

運動は適度に、激しい運動は必要なし!

ダイエットに運動は必要ですが、老犬の場合は
若いころのようなわけにはいきません。

ただでさえ太っているのですから、関節や心臓に
大きな負担がかかってしまいます。

ダイエットはあくまで食事の管理を中心に。
そしてムリのない程度の運動を楽しみながら続けます。

具体的には、散歩の習慣のあるワンちゃんなら、
これまでよりちょっとだけ距離を伸ばす。

散歩をいやがるワンちゃんなら、キャリーカートや車で
公園に連れていき、少し遊ばせる。

または家の中でおもちゃやボールで遊ばせる、などです。

かかりつけ医とも相談してムリのない範囲で続けていきましょう。

まとめ

犬は自分で体重を管理することはできません。

飼い主さんが食事や運動を見直すことで、肥満を
解消し適正な体重にもどす必要があります。

かかりつけ医と相談しながら、ムリなく楽しく
ワンちゃんのダイエットをしていきましょう。

なお老犬の運動不足解消、ダイエットについては
こちらのページでも詳しく解説しています。

ぜひ参考にしてみてくださいね。