室内飼いの老犬の夜鳴きでノイローゼ気味、原因と対策を解説

飼い始めたときは小さかった犬もいつかは年老います。

高齢期には食が細くなり、足腰が弱くなり、病気もしやすくなります。

中には夜鳴きをするワンちゃんもいます。

うちに盲導犬を引退したラブラドールがいたときも、
それほどひどくありませんでしたが、夜鳴きをする
時がありました。

でもノイローゼになるほど老犬の夜鳴きに悩まされる方もいます。


ここでは老犬の夜鳴きの原因とその対策をご紹介します。

老犬、シニア犬の夜鳴きに考えられる5つの原因

 

老犬、シニア犬の夜鳴きには以下のような原因が考えられます。

  1. 認知症
  2. 体の痛みからくる夜鳴き
  3. 視覚、聴覚の衰えからくる不安
  4. 体内時計の乱れ

それぞれの原因について対策を見ていきましょう。

老犬、シニア犬の夜鳴き対策

原因が認知症の場合の対策

夜鳴きの原因が認知症の場合、基本的にかかりつけの
お医者さんに相談し、指示に従うことです。

当たり前ですがこれしかありません。

また残念ながら根治することはないので、つらいところです。

私も認知症の親を介護しているので、飼い主さんの
気持ちは痛いほどわかります。

私は親が夜中起きてしまったときは、そばにいて
やさしいことばをかけるようにしています。

同じように愛犬が夜鳴きした場合は、できるだけそばにいて、
少しでも安心してもらうのがいいのではないでしょうか?

また認知症の犬は何かを要求する場合鳴くことがあります。

「トイレをしたい、のどが渇いた、体を動かしたいなど」です。

健康な犬だったら要求吠えに反応するのはよくありませんが、
認知症の老犬には、その欲求に応えてやることで夜鳴きが
おさまる場合があります。

体の痛みからくる夜鳴きの対策

老犬の夜鳴きが体の痛みからくる場合、やはり
かかりつけ医に診てもらい、その痛みを取り除いてもらう
必要があります。

その場合でも、家族がそばにいて声をかけたり
体をさすってあげるだけでも夜鳴きが落ち着くことがあります。

もし触って痛がるようなことがあれば、すぐに獣医に知らせましょう。

寝床が快適かどうかもチェックしましょう。

また50℃くらいのお湯でタオルを温め、痛む場所を
温湿布するのも効果的です。

視覚、聴覚の衰えからくる不安の場合の対策

この場合もいっしょにいてあげることが最善です。

でもできない場合はかかりつけ医に相談して、睡眠剤や
安定剤を出してもらうことも検討しましょう。

体内時計の乱れが原因の場合の対策

老犬になると成犬時より寝ている時間が長くなります。

日中眠ってしまうと体内時計が狂い、夜目が覚めて
夜鳴きをしてしまうワンちゃんもいます。

体内時計を正常にするには、日中外に連れ出すことです。

とはいっても関節痛などで思うように歩けない子もいます。

そんな時は室外に出すだけでもいいですし、ベランダに
出すだけでもいいです。

窓辺にベッドを置いてそこで過ごさせることも有効です。

まとめ

私も親の介護をしているのでわかりますが、夜うるさいと
イライラして、いやになってしまうことがあります。

でもこちらがいらいらすると相手もそれを感じ取り、
より不安になったりストレスになってしまいます。

老犬も同じこと。家族なのですからやさしい気持ちで
接してあげることが大切です。