「さようなら、世界」尊厳死予告の女性が予告通り旅立つ

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末期がんで余命半年と宣告されていた

米国人女性のブリタニー・メイナードさん。

 

10月上旬に「11月1日に死にます」と

安楽死するインタビュー内容を動画サイトにアップしたことで

世界的に話題になりました。

 

安楽死や尊厳死については、

当然のように宗教観や考え方に大きな差があり、

批判的な声も多く上がりました。

 

それに対しメイナードさん自身

「私だって死にたくない。治療法があるなら助かりたいし、子供もほしい」

「今もひどい痛みがある。これ以上の苦痛が来る前に尊厳死を選びたい」

と反論していました。

 

結婚して間もなく、激しい頭痛に襲われるようになった

メイナードさん。

 

今年1月に脳腫瘍が発覚し、余命半年の上、

最期は苦痛の中で死を迎えることを医師から告げられた彼女は

アメリカの中でも死ぬ権利が認められている数少ない州のひとつ、

オレゴン州に夫ともに移住。

 

そして予告通り、メイナードさんは29歳にして11月1日に

この世を去りました。

医師から渡された薬を服用し、自宅で安らかに息を引き取ったと

いうことです。

 

日本では、回復の見込みがない人の死期を早めることを「安楽死」、

本人の意志を尊重して延命治療をやめることを「尊厳死」と区別しています。

 

安楽死を認める法律はないので、

本人や家族の要請であっても、行った医師が罪に問われたケースがありますが、

この事件をきっかけに、

 

(1)耐え難い肉体的苦痛があること

(2)死期が迫っていること

(3)苦痛を取り除く方法が他にないこと

(4)患者本人が安楽死をはっきり望んでいること

 

が安楽死を認める要件になりました。

 

尊厳死に関しても法制化を目指している動きがありますが、

こちらは反対意見が根強く法案提出に至っていません。

 

さて、今回のメイナードさんの件ですが、

こちらは自分で薬を飲むことができる状態だったので、

安楽死というよりは医師による自殺幇助になり、

どのみち日本では認められていないケース。

 

とはいえ、病気で死ぬことははっきりしているのに、

あと1か月も生きられない、

自分で立ち上がることも、飲食もできない

末期状態にまで待たなければ死を選ぶことができないというのも、

酷な話かもしれません。

 

生き方の一つとして、自分の最期を決められる道が

あってもいいように思いますが、

皆さんはどう思いますか?

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