「ドクターX」みたいなフリーの医者は本当にいるの?

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テレビ朝日系の人気ドラマ「ドクターX

現在は3期目ですが、

1期から高視聴率をキープしている人気シリーズです。

 

米倉涼子演じるフリーランスの外科医・大門未知子が難手術を

こなしていく様子が痛快なドラマですが、

ところで、フリーランスの医者なんているのでしょうか?

 

医者といえば、病院に勤務する「勤務医」か、

自分で病院を開業する「開業医」の2つが主流ですが、

勤務医は超過勤務が当たり前、

開業するには億単位の資金が必要。

 

そこで、自分の生活の質を重視した働き方として

「フリーランス」という働き方が、医師の業界にも登場しました。

 

現在、日本には約1万人のフリーランス医師がいると言われています。

 

フリーだと、勤務医のように拘束時間が長くなることもなければ

担当患者を持たされ重い責任を負うことも、

急な呼び出しを食らうこともありません。

 

内科医の場合、時給は1万から1万5千円。

1日10時間の勤務なら10万円になりますし、

月に10日間働くだけで年収1千万円を超す計算です。

 

フリーランスといえども、アルバイト先の病院に勤務する

フリーター医師というスタイルが主流ですが、

フリーランスが増え続けている背景には、

深刻な医師不足があり、アルバイトの求人が常に出ていることや、

女性医師の増加があります。

 

医師という職業に限らず、女性は結婚、出産、育児をするときに

男性と同じように働くことは不可能です。

常勤よりもフリーのほうが自分の都合に合わせることができるので、

女性医師はフリーランスという働き方を選択するのです。

 

しかしフリーはいいことばかりではありません。

当然のように、正社員の立場である

常勤医からは快く思われませんし、

概して腕が落ちるものです。

 

ベテラン看護師は医師の力量を見抜くことができるので、

使えない医師に患者は回さないようにしますから、

そのしわ寄せは常勤医のほうにやってきます。

 

結果、常勤医の仕事量は増え、フリーはどんどん楽に。

 

またフリー医師は、自分で最新の医療技術や知識を身につける

必要がありますし、職探しも自分で行わなくてはいけません。

 

それでも医師には出身大学、学会組織での人脈があり、

勤務先の紹介ルートがあることが、

普通のフリーターや派遣とは異なる点です。

 

しかし、外科医は自分で手術したがるので、

外から突然やってきたフリー医師に手術をさせるケースはないようです。

また、訴訟リスクも自分で負うことになるので、

外科医はフリーにはなりたがらないのだとか。

 

ということで、フリーの医師はいるけれど、

大門未知子のような「フリーの外科医」はドラマの中の話というわけです。

 

患者としては、フリーでも常勤でも確かな腕を持つ人に

診てもらえたらそれでいいんですけれどね。

皆さんはどう思いますか?

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