【朗報!】今年のノーベル物理学賞に日本人が3人!その内容は?

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2014年のノーベル物理学賞は、

実用的な青色発光ダイオードを開発した

赤崎勇名城大教授、天野浩名古屋大教授、

中村修二米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授の

3名が選ばれました。

 

発光ダイオードは赤や黄緑はすでに開発されていましたが、

青色だけはどうしても実現することができませんでした。

 

赤崎氏は1973年に青色LEDの開発を始め、

1989年に天野氏らと青色LEDの開発に世界で初めて成功。

 

製品化に関しては日亜化学工業に在籍していた

中村氏のほうが進んでおり、1993年に同社が発表。

1995年には豊田合成によって赤崎氏の技術も製品化され、

特許をめぐり日亜化学工業と豊田合成は訴訟合戦を繰り広げました。

 

その間にも青色LEDは普及し、

赤崎氏らの技術を発展させたレーザーによる光ディスク「ブルーレイ」も

実用化されました。

 

さて、青色LEDといえば、

このたびノーベル賞受賞に輝いた中村氏の「200億円判決」

有名です。

 

青色LED製法特許の対価として200億円を求め、

勤務していた「日亜化学工業」を訴えた裁判ですが、

2005年には東京高裁で、日亜化学工業側が8億4391万円を支払うことで

和解という形になりました。

 

この件で中村氏は「日本の司法は腐っている」と言い捨て、

活動拠点をアメリカに変更します。

この裁判は、研究者が「発明の対価」を求めて企業を訴えた

裁判として注目を集めました。

 

サラリーマン研究者時代、海外の同業者から「スレイブ中村」とあだ名を

つけられるほど社畜として働いてきた中村氏ですが、

LEDを開発した際に会社から支払われたのはわずか2万円の報賞金のみでした。

一方、会社のほうは青色LEDを製品化し、業績を伸ばしました。

 

中村氏は「いくらすごい発明をしても、研究者への報酬が少なすぎる。

利益を得るのが会社だけで研究者に還元されなければ、研究者は育たない」

と日本のシステムに警鐘を鳴らしています。

 

とはいえ、研究のための費用やアメリカ留学の工面をしてくれたのも

東亜化学工業なので、その点に関しては感謝しているそうです。

 

中村氏の200億訴訟以降、

発明の対価を求める訴訟では和解や研究者たちが勝訴しているので、

中村氏は企業と研究者の関係に一石を投じることが

できたのは確かなようです。

 

訴訟が相次いでいるということは、

つまり日本のサラリーマン研究者たちは、

ずっと我慢してきたということです。

 

ものづくりの国・日本の現状としては、

少し考えさせられる事態ですね。

皆さんはどう思いますか?

 

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