どうなる?!「新国立競技場」建設問題

2020年

東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、

日本が歓喜と希望に包まれた日から、1年が経った。

これから日本の経済活性化、

それに伴うインフラ整備行われていき、

日本全体がオリンピックムードに包まれていく日も遠くはない。

国土の小さい日本/東京では

会場や宿泊施設、交通等の整備には工夫や知恵が必要となるだろう。

そんな中、

「新国立競技場」建設の問題

社会問題にまで発展している。

「新国立競技場」については、

2013年7月に日本スポーツ振興センター(JSC)が

新国立競技場国際デザイン競技を行い、

11月に世界的建築家

ザハ・ハディド氏の作品が最優秀賞となった。

競技場

本デザイン競技は

参加条件の制約が「厳しすぎるのでは?」

という指摘があったり、

提示するデザインのその後の知的所有権が

提案者の手から離れてしまう点なども疑問視された経緯があった。

その中で選ばれた最優秀案への議論が活発である。

その建築の形態は極めて未来的で、

実現した時の世界に与えるインパクトは大きいだろう。

しかしながら、

工事費が大幅増になること、

建築技術的に極めて困難であること、

オリンピック後の利用法、

収支計画など、

問題は盛り沢山である。

さらに、高さ制限を大幅に緩和した70mの建築物

(高さ制限は15m→30m→70mの規制緩和)

の出現は、

都市の景観環境上許されるのだろうか

建設予定地は

明治神宮外苑の景観が百年近く保存されている風致地区であり、

良質な環境が残されているのである。

競技場2

現在まで、

そのデザイン競技への審査情報公開、

基本設計中(基本設計は日本の組織設計事務所が進行中)の

計画案に対する技術的、工費的、デザイン的諸問題についての議論が

多くの建築家、都市計画家などを中心に行われいる。

近々では、

10月1日、

日本建築学会 (AIJ) 主催「建築文化週間2014」のイベントとして、

シンポジウム『新国立競技場の議論から東京を考える』が

田町の建築会館ホールにて開催された。

そこでは、

様々な観点で計画に対して具体的に議論されたようだ。

特に工事費については

当初1300億が想定されていたのに対し、

2500億かかるという試算も出ている。

本件についてはこれからも様々な議論が重ねられることだろう。

東京都民だけではなく、日本国民がこれを心に留め、

私事として考えることは「日本の風景」にとって大切なことである。

 

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