国産ステルス機、来年1月に初飛行!戦闘機開発による国際関係への影響は?

三菱重工業は、研究開発を進めている
ステルス戦闘機の試作機を、
2015年1月に初飛行させる方針を出しました。
防衛省はこの試作機のデータから実用化するかどうか、
2018年までに判断する予定です。

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ステルス戦闘機とは、敵のレーダーを跳ね返したり吸収したりして、
探知されにくいように設定された戦闘機のことで、
アメリカではすでに実用化されており、
中国やロシアなどでも試作機の開発が始まっています。

 

日本も2009年に世界最高のステルス性を持つ、
アメリカのF22の導入を目指しましたが
情報流出を警戒するアメリカの輸出禁止措置によって断念
このことから、防衛力の強化には
独自の技術の蓄積が必要と判断しました。

 

ところで、現在日本の航空自衛隊には、F15、F2、F4という
3種類の戦闘機がありますが、
F2は日米の共同開発ですが、残る2つはアメリカが開発したものです。
日本では戦闘機を作っていないのでしょうか?

 

戦前は有名な零戦をはじめ、数々の戦闘機を作ってきた日本ですが、
戦後しばらくの間、航空機関連の開発が一切禁止されました。
解除されたころには、時代はジェット機になりエンジン開発も
どんどん進んでいました。
日本は完全に乗り遅れてしまったわけです

 

また、ジェットエンジンの特許
海外のエンジンメーカーが持っているため、 その特許を避けるか
使用料を支払うかしなければなりません。
特許の使用料はかなりの高額で、無視できない問題なのです。

 

そして戦闘機開発には莫大なコストがかかります。
以上の理由から、日本は独自開発ではなく、
アメリカ開発の戦闘機を使用することにしたのです。

 

今回の試作機は、2030年代半ばから退役が始まるF2の後継機の
選択肢として考えられており、
15年度から2年間かけて試験飛行を重ね、
性能を詳しく検証する方針です。

 

しかし、実用化には高度な飛行性能や
ステルス性能の確保、コストなどの課題があります。

 

かつて、三菱重工業は零戦を開発、製造していました。
空の防衛の主力をアメリカに頼っていては、
いささか心もとない気がします。
国産戦闘機の開発は、防衛産業の技術維持・向上のためにも
必要なのではないでしょうか。

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