「まんだらけ」がとった、万引き犯への対抗措置とは

コミックなどの古本を販売する「まんだらけ」の、
万引き犯に対する警告が波紋を呼んでいます。

まんだらけによると、8月4日17時ごろ、まんだらけ中野店4階にある
「変や」のコーナー内で、
25万円の値がついている野村トーイ製玩具
「鉄人28号 No.3 ゼンマイ歩行」が万引きされたとのこと。

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翌5日、まんだらけはホームページ上に万引き犯に対して、
1週間(8月12日)以内に返しに来ない場合は
顔写真のモザイクを外して公開します

という文章とともに防犯カメラに映っていた中年男性の顔写真に
モザイクを入れて掲載しました。

万引きについては、多くの小売店が抱えている問題です。
出入り口にセンサーをつけているお店もありますが、
万引き対策は結局のところはマンパワーに頼らざるを得ません。
まんだらけでも事情は同じです。

今回は高額の商品が被害に遭ったということで、
このような対抗措置に出たのかもしれませんが、
まんだらけもまた万引きに頭を悩ませているのです。
今回は玩具でしたが、まんだらけのメイン商品である本は、
小さくて持ち運びやすいことから、特に万引きされやすいものの一つ。

まんだらけが警察に盗難届を提出したかどうかは不明で、
この件に対してまんだらけは「正式なコメントは何も出せない」とのことです。

実は、万引き犯の顔をさらす、という行為は
過去にも様々なところで行われており、問題になってきました。
最近では、大阪の鮮魚店が万引き犯の写真を貼り出したことが報道されましたが、
99年には兵庫県加古川市のコンビニが、
商品を万引した疑いがある少年たちの写真を防犯ビデオからプリントし
店の入り口に掲示。

92年から福島県いわき市の書店では万引きしている様子を防犯カメラで撮影し、
そのままビデオに収録して販売しました。
万引き犯が謝りに来ても追い返し、
万引きビデオはその後も何本か作られ、その都度販売されました。
いずれも、法務局や警察から注意がありましたが、
従わなかった
ことから、万引き犯への憎悪が感じ取れます。

この万引き犯の顔写真を晒すという行為は、
「人の名誉に対して害を加える旨を告知している」とも言えるので、
脅迫罪に当てはまる可能性があります。

とはいっても、お店のものを盗んでいく方が悪いわけですし、
お店の自衛方法が限られているのも事実です。

毎年、膨大な量の商品を万引きされるお店側の苦悩・・・。
顔写真の公表は、万引き犯に対する対抗措置として
行きすぎていると言えるでしょうか?

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