スタジオジブリ、小休止の衝撃やいかに!?

7月19日から全国公開のアニメ映画「思い出のマーニー」は、
スタジオジブリの最新作として注目を集めていますが、
それ以上に衝撃を与えたのがジブリ創設メンバーでもある
スタジオのプロデューサー鈴木敏夫氏の発言です。

8月4日の株主総会において、代表取締役でもある鈴木氏が
ジブリの制作部門を解体すると明言しました。
今後は版権管理のみを行い、新作は当面は制作しないということのようです。

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スタジオジブリは「風の谷のナウシカ」を制作したアニメーション制作会社を母体にして
1985年に設立され、宮崎駿と高畑勲が中心となって今までに数々の長編アニメーションを
世に送り出してきました。

「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」などは、
定期的にテレビでも放送されるのでご覧になった方は多いはずです。
2001年公開の「千と千尋の神隠し」は興行収入304億円を記録し、
日本歴代興行収入第1位の大ヒット作品であると同時に、
ベルリン国際映画祭で最高賞である金熊賞、アカデミー賞で長編アニメ賞など、

数多くの賞を受賞しています。

なお、今年のアカデミー賞で長編アニメ賞を受賞した「アナとの雪の女王」は
現在、興行収入250億円を突破し、
「千と千尋の神隠し」「タイタニック」に続く記録を打ち立てました。

アニメ制作にはコストかかかります。
劇場用の長編アニメーションはヒットするかしないかのリスクが高く、
スタジオジブリのように長編アニメを専門にしているアニメーション制作会社は珍しい存在です。

ジブリは外注ではなく自社スタッフでアニメ制作を行うために、
人件費が膨大であり、それがスタジオの経営を圧迫しています。
年間に
人件費だけで20億円かかるために、
映画の興行成績が100億を越えないとスタジオを維持できません

しかしながら、100億を超えるヒット作は
ジブリといえども発表し続けることはできないのです。
宮崎監督の引退作となった「風立ちぬ」は115億円ですが、
高畑監督の「かぐや姫の物語」の興行収入は51億円でした。
世界的に有名なスタジオジブリですが、決して順風満帆ではないのです。

スタジオを牽引してきた宮崎監督が引退した今、
ジブリも今後のあり方を模索しているようですが、
スタジオジブリの小休止について皆さんはどうお考えでしょうか?

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